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神戸市内の小学校跡地が新しい地域拠点に

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 かつて、複数の小学校が統合したことにより閉校し、使われないままになっていた神戸市内の2つの小学校が、地域のための新しい施設として生まれ変わる。

 神戸市はこれまで小学校の跡地を活かした事業を募集し、応募された事業内容について選考を進めてきたが、このたび採用された事業案を明らかにした。

 事業内容が明らかとなったのは、兵庫区の旧湊山小学校と、長田区の旧雲雀丘小学校の跡地で、それぞれ地域を活性化する拠点施設として2022年のオープンを目指す。

「湊山小学校」の跡地は豊かな緑を活かし、保育所やカフェ、ヘルスケア施設などを含む複合施設『FOREST CAMPUS』として生まれ変わる予定で、オープンは2022年4月。

『FOREST CAMPUS』イメージ(画像:神戸市提供)
『FOREST CAMPUS』イメージ(画像提供:神戸市)

 一方「雲雀丘小学校」の跡地は、特別養護老人ホーム『雲雀ヶ丘すみれ園』として建て替えられる予定で、ゲートボール場や入所者と地域の人たちとの交流スペースも設けるという。

『雲雀ヶ丘すみれ園』イメージ(画像提供:神戸市)
『雲雀ヶ丘すみれ園』イメージ(画像提供:神戸市)

 神戸市の久元喜造市長は「人口減少が進む時代の中で、残されたものの有効活用は非常に重要なこと。周辺地域の土地利用についても考慮し、このたびの決定に至った」と説明している。

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