11月30日(土)から12月25日(水)までの期間中、神戸どうぶつ王国では普段は関西で飼育されていない「本物の」トナカイに会うことができる。
亜寒帯から北極圏の非常に寒い地方に生息し、寒さには強いが、一方で熱さには弱いため、関西で飼育することはできない。そんなトナカイだが、冬のクリスマスの期間のみ神戸どうぶつ王国にやってきて、来園者を迎える。関西では神戸どうぶつ王国だけの特別なイベントだ。
記念撮影イベントとして、「トナカイとのグリーティングタイム」や「クリスマスナイト」が特別な楽しみだ。
●トナカイとのグリーティングタイム
クリスマスの特別な衣装を着たトナカイと一緒にソリに乗って写真撮影ができるイベントだ。着飾るのはトナカイだけではなく、スタッフもサンタに扮したコスチュームを身にまとう。写真の背景には、クリスマスフラワーである「ポインセチア」の大きなタワーが飾られ、クリスマスムードを高めている。1組500円、先着25人だけの特別な時間だ。神戸どうぶつ王国の公式ホームページで事前に予約することができる。
トナカイとのグリーティングタイム
日時 2019年11月30日(土)~12月25日(水)平日:12:15~、土日祝:12:15~/15:45~
※12月21日(土)と22日(日)は:12:15~/15:45~/17:15~の3回
●クリスマスナイト
12月21日(土)と22日(日)の2日間は、午後8時までナイト営業する「クリスマスナイト」が開催される。
間接照明で豪華にライトアップされた園内は、昼間のどうぶつ王国とは全く違う幻想的な雰囲気に包まれる。メインツリーであるガジュマルのクリスマスツリーと、コンタクトアニマルズのポインセチアタワーが照らされ、クリスマスムードがさらに引き立つ。そんなクリスマスムードたっぷりの園内を楽しめる。
このクリスマスナイトでは、限定イベントの「動物たちのグリーティングタイム」も。トナカイはもちろんのこと、アルパカやコンゴウインコ、ミーアキャットなどの10種類近くの動物たちが一同に大集合し、クリスマスナイトだけの特別な夜を演出する。
たくさんの動物たちが一堂に会するのはこのときだけ。他ではなかなか見ることのできないレアな夜となる。
神戸どうぶつ王国のショーの一番人気は「バードショー」だ。オオフクロウ、ハヤブサ、ハリスホーク、ルリコンゴウ、ベニコンゴウインコ、オオバタンなど数種類の鳥たちが縦横無尽に飛行する。神戸どうぶつ王国のイチオシだ。
7月にオープンしたばかりの「アクアバレー」では、ペンギンのエサやり体験ができ、目の目で直接、元気なペンギンを見ることができる。
新しい仲間ミナミアメリカオットセイに加え、人気のゴマフアザラシとケープペンギンたちがこの新展示場に登場。彼らの生息地である岩場や水辺をリアルに再現している。広々とした水辺のスペースで彼らが自由に泳ぎ回る姿をガラス越しに楽しんで欲しい。
アルパカの赤ちゃんが、11月に生まれた。生まれたのはオスの赤ちゃんで、すくすくと育っている。見守りの期間を終え、ついに12月7日(土)から一般公開される。親子そろっての展示で、授乳シーンなども見られるかも。現在この赤ちゃんの名前は募集中。クリスマスの12月25日に発表される。