INAC神戸、皇后杯3回戦で快勝 2得点の髙瀬「最後まで集中した試合ができてよかった」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

INAC神戸、皇后杯3回戦で快勝 2得点の髙瀬「最後まで集中した試合ができてよかった」

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 女子サッカーのINAC神戸レオネッサは、11月30日に行われた皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会の3回戦で、来季からなでしこリーグ1部に復帰するセレッソ大阪堺レディースと対戦し、4-0と大勝。ベスト8に勝ち上がった。

INAC神戸、C大阪堺戦のスターティングメンバー
INAC神戸、C大阪堺戦のスターティングメンバー(写真:井上智博/INAC神戸レオネッサ)

 INAC神戸は立ち上がりから攻勢を仕掛けると、開始6分、中島依美の右CKから、ファーサイドの髙瀬愛実がヘッドであわせて幸先よく先制。18分にも左CKから、ゴール前で混戦となったところを最後は髙瀬が技ありループシュートを決めてリードを広げる。43分には両サイドを広く使った攻撃から、増矢理花のヘディングシュートがクロスバーに当たってこぼれたところを、最後は八坂芽依が押し込み、前半で3-0に。後半に入っても攻勢を続けるINAC神戸は、60分に京川舞、71分に河野朱里といったフレッシュなアタッカーを投入して追加点を取りに行くと、77分にはハイプレスをきっかけにチャンスを作り、杉田妃和の高速スルーパスを受けた河野が右足でゴール。藤枝順心高校コンビで試合を決定づけた。後半だけで12本のシュートを放つなど、この試合でも19本のシュートで相手を圧倒したINAC神戸は、C大阪堺に隙を許さず、快勝をおさめた。

2得点を決めたINAC神戸の髙瀬愛実
2得点を決めたINAC神戸の髙瀬愛実(写真:井上智博/INAC神戸レオネッサ)

「最後まで集中した試合ができてよかった」とINAC神戸広報を通じて、試合を振り返ったのは、この試合で2得点を決めた髙瀬。C大阪堺が14歳のDF小山史乃観、15歳のFW浜野まいかを抜擢するなど若い世代がメンバーに入っていたとはいえ、そのなかでも実力をしっかり発揮できているのは、カップ戦を勝ち上がるうえでも重要なことだろう。

 準々決勝は12月8日、ノジマステラ神奈川相模原と対戦。愛知県名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開催される。キックオフは午後4時。

後半途中出場したINAC神戸の島袋奈美恵
後半途中出場したINAC神戸の島袋奈美恵(写真:井上智博/INAC神戸レオネッサ)
MFイ・ミナ
INAC神戸を退団することが決まったMFイ・ミナ(写真提供:INAC神戸レオネッサ)

○INAC神戸レオネッサ 主なトピックス
・11月30日、韓国女子代表MFイ・ミナが、クラブと双方合意の上、退団することが決まったと発表された。イ・ミナはINAC神戸では約2シーズン在籍し、リーグ戦で17試合5得点という成績を残していた。
イ・ミナはクラブ広報を通じて「初めて経験する長い負傷によってINAC神戸での試合に出場できず、チームに貢献が全然できませんでした。クラブの配慮もあり、韓国に帰国してリハビリに専念していますが、このたびクラブを退団することを決めました。次のステージに向けて、一日も早くピッチで活躍できるよう、最善を尽くして頑張ります。約2年間のINAC神戸での機会を与えていただいた文会長をはじめ、クラブスタッフの方々、神戸でいつも私を配慮してくれたチームメート、何よりもいつも応援してくれたファンの皆さんに心から感謝します」とコメントを発表している。

・11月29日、なでしこジャパン(日本女子代表)のEAFF E-1 サッカー選手権 2019 決勝大会(12月9日~18日、韓国)のメンバーに、INAC神戸から中島依美、岩渕真奈、杉田妃和、三宅史織が選出された。

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カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2019/12/02/月 18:30-18:50

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