阪神・淡路大震災の犠牲者を悼み、記憶をつなぐ、光の祭典「神戸ルミナリエ」が12月6日に開幕します。
今年25回目で、テーマは「希望の光に導かれて、25年」です。震災の記憶と亡くなった人の思い出を胸に、未来を担う世代へ夢と希望を伝える、というメッセージが込められています。
今回の「神戸ルミナリエ」では、旧外国人居留地が270メートルにわたって14基のアーチで飾られます。電球はおよそ50万個で、このうち2万2000個は白熱電球を使って1995年の1回目の作品を再現し、「メモリアルゾーン」として彩ります。ルートの最後となる東遊園地では、ドーム型の光の聖堂と高さおよそ20メートルの塔で宮殿のような空間を表現します。
また今回初めて「1・17 希望の灯り」のガス灯を覆うようにアーチ型の作品が飾られています。
「神戸ルミナリエ」は12月6日、オープニング式典のあと午後6時に点灯して開幕します。平日は午後6時から、土日は午後5時からです。15日までの期間中、およそ340万人が訪れると見込まれています。(SJ)
第25回 神戸ルミナリエ
開催期間:2019年12月6日(金) ~ 12月15日(日) 10日間
開催場所:旧外国人居留地および東遊園地
点灯時間:(月~木)18:00頃~21:30、(金)18:00頃~22:00、(土)17:00頃~22:00、(日)17:00頃~21:30
※混雑状況により点灯時間を繰り上げることがあります。
アクセス:JR・阪神「元町駅」下車、東口から南へすぐ
神戸ルミナリエ 公式ウェブサイト http://kobe-luminarie.jp/