川西市出身の名誉市民で、プロ野球・東京ヤクルトスワローズで活躍した古田敦也さん(54)が参加する「古田敦也チャリティゴルフ大会」(主催:川西市少年軟式野球連盟)が、2日、鳴尾ゴルフ倶楽部(川西市西畦野)で行われた。
コンペ終了後、古田敦也さんは、チャリティなどで集まった60万2,000円を「少年野球の発展」と「野球を通じた青少年の健全な育成」のために役立ててほしいと、川西市少年軟式野球連盟に寄贈した。
同大会は、古田さんが現役時代の1993年から開催され、今回で28回目。川西市民ら120人が参加した。
ゴルフ大会は、鳴尾ゴルフ倶楽部のいくつかあるショートホールが会場。「チャリティホール」と銘打たれ、ワンオン出来なかった人は1,000円を寄付するルール。古田さんもプレーを楽しんだ。
プレー後の表彰式会場では、古田さんが自ら成績を発表。成績上位の入賞者には「すき焼き肉」が贈られたほか、古田選手の背番号だった27にちなんだ27位の人などにも、景品が手渡された。
また、当日行われたチャリティオークションには、古田さん直筆のサインが書かれたグラブやバットなどが出品された。これらの収益金も全てチャリティとして含められ、合計60万2千円が川西市少年軟式野球連盟に寄贈された。