パラオ共和国大統領視察団一行が明石を訪問 日本の演歌・歌謡曲を熱心に聴く | ラジトピ ラジオ関西トピックス

パラオ共和国大統領視察団一行が明石を訪問 日本の演歌・歌謡曲を熱心に聴く

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 兵庫県と姉妹友好都市提携を結んでいるパラオ共和国のトーマス・エサン・レメンゲサウ・ジュニア大統領をはじめとする視察団一行が、今年11月に来日。明石市で行われた記念懇親会に特別来賓として出席した際、パラオと日本、兵庫県との経済、技術、民間交流等の重要性や、感謝の念を述べた。

パラオ共和国のトーマス・エサン・レメンゲサウ・ジュニア大統領
パラオ共和国のトーマス・エサン・レメンゲサウ・ジュニア大統領

 パラオのペリリュー州知事や、同国の上院議員副議長、下院議員予算委員会委員長、大統領補佐官らを率いて、今年11月9日、友人でもある清川司朗氏の音楽事務所「オフィス46」の第10回目となる記念懇親会(会場:明石キャッスルホテル=明石市松の内)に参列した、パラオのレメンゲサウ・ジュニア大統領。その会では、元自治大臣・国家公安委員長・参議院議長を歴任し、旭日大綬章を受けた石井一氏が、レメンゲサウ・ジュニア大統領来日歓迎のスピーチを、英語を交えて行った。また、兵庫県の井戸敏三知事や、経済再生担当大臣で兵庫県9区選出の衆議院議員・西村康稔氏の祝電も読み上げられた。

清川氏と握手をかわす、パラオのレメンゲサウ・ジュニア大統領
清川氏と握手をかわす、パラオのレメンゲサウ・ジュニア大統領

 音楽事務所「オフィス46」記念懇親会側には、パラオのレメンゲサウ・ジュニア大統領だけでなく、各界から政財界から実業界、芸能界など多岐に渡って来賓が参列。なかでも大相撲第63代横綱の旭富士として活躍した伊勢ケ浜親方や、日本人初のメジャーリーガー「マッシー村上」こと村上雅則氏、歌手の鳥羽一郎氏、作詞・作曲家の岡千秋氏、俳優の品川隆二氏、タレントの大村昆氏などが目を引いた。

 記念懇親会のパーティーで、対馬から届いた本マグロ1本を豪快にさばく「マグロ解体ショー」が行われた際は、パラオのメレンゲサウジュニア大統領もさすがに驚いた様子で興味深く見学。日本での心づくしの食事を楽しみながら、次々と切れ間なく登場する歌手の「歌謡ショー」のコーナーでは最後まで熱心に聞き入っていた。

 兵庫県によると、兵庫県とパラオとは、1983年8月16日に姉妹提携を締結。青少年交流や海外技術研修員の受け入れ、JICA草の根技術協力事業(パラオ共和国への環境協力事業、沿岸域の持続可能な開発に向けての環境保全事業)による専門家の派遣など、人材交流を展開しているという(一部、兵庫県ホームページより引用)。

パラオ
パラオ共和国

出演歌手・演奏者は次の通り(敬称略、順不同)。

黒川英二、川崎修二、宮崎武、藤堂武継、白鳥まゆ、水木良、濱田陽子、西田純子、嶋三喜夫、花京院しのぶ、真咲よう子、渡辺要、上杉香織、水田竜子、岩本公、三笠優子、角川博、齊藤功(ギター)、横溝礼(バイオリン)、鳥羽一郎、岡千秋

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