淡路島はエビの化石の宝庫「アワジの名がついたエビ類化石」 人と自然の博物館 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

淡路島はエビの化石の宝庫「アワジの名がついたエビ類化石」 人と自然の博物館

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~アワジの名がついたエビ類化石が大集合~

兵庫県立 人と自然の博物館(兵庫県三田市)では、2020年1月5日(日)まで、「化石の日」制定1周年記念展示「アワジの名がついたエビ類化石」が開催されています。

淡路島に分布する和泉(いずみ)層群から発見された十脚類の化石は、岐阜県の瑞浪市(みずなみし)化石博物館の学芸員らの研究に使用され、今年3月に論文が発表されました。
この論文で化石産地の「淡路」にちなみ「アワジスナモグリ属」が新たに命名。
兵庫県を代表する化石の1つになることが期待されることから、日本古生物学会が制定した「化石の日」の制定1周年を記念して、人と自然の博物館が所蔵する淡路島産の十脚類化石の展示を行っています。

十脚類とは、甲殻類の一群で、エビ・カニ・ヤドカリの仲間を含んだ生物たちです。

ニッポンハコエビ 兵庫県立人と自然の博物館
淡路島で発掘されたニッポンハコエビ(写真:兵庫県立人と自然の博物館)
アワジスナモグリ兵庫県立人と自然の博物館
アワジスナモグリ(写真:兵庫県立人と自然の博物館)

兵庫県立 人と自然の博物館の施設は、国内の公立博物館では最大級の規模。
約160万点の資料を収蔵し、「兵庫の自然誌」「人と自然」「地球・生命と大地」等のテーマで常設展示しています。

化石クリーニングの様子がみれる「恐竜ラボ」やさまざまなワークショップが行われる「ひとはくサロン」、建物と隣接した広大な芝生広場のある「深田公園」もあり、ご家族で楽しめる兵庫県立 人と自然の博物館へ足をお運び下さい。

兵庫県立 人と自然の博物館「アワジの名がついたエビ類化石」

開催期間 2019年11月2日(土)~2020年1月5日(日)
場所   3階展示室「丹波の恐竜化石」

観覧料
大人 200円
大学生 150円
70歳以上 100円
高校生以下 無料

開館時間 
10時~17時(入館は16時30分まで)

休館日
月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)
年末年始 (2019年12月28日(土)~2020年1月2日(木))

アクセス
神戸電鉄「フラワータウン」駅 徒歩約5分

問い合わせ
兵庫県立人と自然の博物館 079-559-2001

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