声優の小野坂昌也(8年)と秦佐和子(魚卵=ゴラン)がパーソナリティーを務めるラジオ番組『小野坂・秦の8年つづくラジオ』(ラジオ関西)。12月13日放送回では、年末進行の話から始まり、カニのお取り寄せやクリスマスの話題といった年の瀬ならではの話でも盛り上がった。
オープニングトークでは、「今、すごくカニが食べたいんですけど」と切り出した、秦佐和子。「今日、家で洗い物している時に、8年さん(小野坂)くらいお金があったら、毎日カニが食べられるのになと思ったんですよ。スーパーで5千円のカニを見ても、『高くてちょっと無理だな~』と思って買えないですもん……」と、現実に直面する。
「そんな毎日はカニ食べられへんで! あと、カニは通販で買ったらええやん」という小野坂に対し、秦は「通販で買ったことありますよ。悪くなかったんですけど……」と述べ、ここからはカニのお取り寄せの話に。
小野坂は一時期、カニにハマったことがあり、一度に5社からそれぞれ3万円くらいのカニを取り寄せて食べ比べたことがあるという。小野坂は「(取り寄せ先によって)味が全然違うで! 身がパンパンに詰まっているのと、殻ばっかりのとがある。殻ばっかりのは、生きた状態で水槽に入れっぱなしやったからや」と解説。「殻ばっかりのは、身がやせちゃったんですね」と、秦は自分の細身と引っかけて上手く話をまとめていた。
話題は変わって、クリスマスに何をするかについて、秦は「昔っから何もやらなくて。気が向いたら母とケーキを買おうかなという話になるくらいです」と言うと、小野坂は「ウチは絶対ケーキ買いましたけどね。俺が子どもの頃はバターケーキっていうのがあってな……」とトラウマだったというバターケーキの思い出について熱く語り始めることに。
「バターケーキっていうのはな、日持ちさせるためのケーキや。昔は店頭で冷蔵できへんかったからな。まず、バタークリームが固い。これが、固いバターに砂糖が溶けきってない感じのじゃりじゃりのクリームやねん。そんで、日持ちさせるために水分を抜いたスポンジはカッチカチ。乾燥したカステラの固いやつって感じや。それに脂っこいバタークリームやで。一切れしか食べられへんかった。二度と食べたくない」と、当時を思い出しながら切々と語った、小野坂。とあるクリスマスに親が買ってきてくれた、当時高かったという生クリームのスポンジケーキを初めて食べたとき、衝撃の味にとにかく感動したという。
バターケーキについて秦が「バターケーキは温めてみたらおいしいかもですよね! バタークリームだけをトーストにのせて……」と独自のアレンジレシピを話し出すと、小野坂は「バターケーキの話やったらずっとできるで!」と息まいていた。