大阪・梅田の複合商業施設「グランフロント大阪」で、約1,000人のサンタクロースがハンドベルで「第九」を演奏した。
一般公募の市民らが参加したこの『Grand Santa Bells(グランサンタベル)』。西脇市でハンドベルの演奏グループを主宰する音楽講師・熊原幹恵さんの指導を受け、サンタクロースに扮した幅広い世代の約1,000人が、ベートーベン作曲の第九交響曲「喜びの歌」を合奏しクリスマスムードを盛り上げた。
イベントで使用されたのは、青銅製の鐘と革製のハンドルが用いられる「イングリッシュ・ハンドベル」ではなく、日本で発祥した真鍮製のベルと樹脂のハンドルでカラフルな色合いの「ミュージックベル」と呼ばれるもの。
演奏を指導した熊原さんは「3年目を迎え、参加者は1,000人を突破した。この楽器がもっと広まってほしい」と話した。
また参加した市民は「こんなに大勢のサンタに囲まれることはなかなかない。特別なクリスマスになった」と喜び、去り行く年にそれぞれの思いを寄せていた。(ラジオ関西ニュース)