神戸、DF宮大樹が完全移籍で鳥栖に 前日には山口DF菊池流帆の加入を発表 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸、DF宮大樹が完全移籍で鳥栖に 前日には山口DF菊池流帆の加入を発表

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は、25日、水戸ホーリーホックに期限付き移籍していたDF宮大樹(23)がサガン鳥栖へ完全移籍することが決まったと発表した。

 大阪府豊中市出身の宮は、びわこ成蹊スポーツ大学在籍中の2016年シーズンからJFA・Jリーグ特別指定選手として神戸に籍を置き、18シーズンからプロとしてプレー。186センチ、82キロといった恵まれた体躯をいかして、主にCBとして活躍し、J1では16試合に出場。今年8月からは水戸に期限付き移籍し、J1昇格争いをするチームで12試合出場2得点という成績を残していた。

 宮は、神戸のクラブ広報を通じてコメントを発表。「ヴィッセル神戸というクラブは僕にとって思い入れの強いクラブですし、まだ何も恩返しできていないという想いがありました。しかし自分自身新しい環境でチャレンジしたいという想いが強くあり、チャレンジすることにしました」と完全移籍への思いを語り、「ヴィッセル神戸には大学生の頃から、特別指定選手として2年間お世話になり、そして、プロとして2年間お世話になりました。そんな始まりのクラブであるヴィッセル神戸を離れることはとても寂しい気持ちでいっぱいですが、今度は敵チームとして戦えるということにワクワクしています。最後に、ヴィッセル神戸に関わるすべての皆さま、本当に濃密な 2 年間をありがとうございました」と、神戸のクラブ、サポーターへの感謝を述べていた。

 12月25日現在、宮のほかに神戸を去ることが決まっているのは、契約満了となったFWウェリントン(31)、GK荻晃太(36)、FW向井章人(21、今季は期限付き移籍でFC今治に在籍)。現役引退を発表しているのはFWダビド・ビジャ(38)とDF那須大亮(38)。

 一方で、神戸は22日に、8月からJ2の京都サンガF.C.へ育成型期限付き移籍していたMF中坂勇哉(22)のクラブへの復帰を発表。また、24日にはレノファ山口FC からDF菊池流帆選手(23)が完全移籍加入することも決まっている。

 青森山田高校、大阪体育大学を経て、今季から山口でJの舞台に立った菊池は、J2で35試合出場3得点、天皇杯2試合出場と、チームのレギュラーCBとして奮闘。試合を重ねて成長を見せ、J2リーグのなかでも評価を上げている注目株だ。菊池は神戸のクラブ広報を通じて「ヴィッセル神戸のみなさん初めまして。レノファ山口FCから移籍してきた菊池流帆です。ヴィッセル神戸のような素晴らしいチームの一員になれたことを幸せに思います。来季からはヴィッセル神戸の勝利のために全力で闘います。みなさんに少しでも多くの幸せを届けられるように頑張ります。共に戦いましょう。よろしくお願いします」と力強く意気込みを語っていた。なお、新シーズンへの神戸のCB補強は、クラブアカデミー育ちの筑波大学DF山川哲史(22)に次いで、2人目となる。

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