サッカー・J1のヴィッセル神戸は、31日、悲願の初タイトル獲得がかかる天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会の決勝(2020年1月1日)を前に、東京・国立競技場で練習を行った。冒頭15分が公開された練習では、神戸の選手たちが、新装されたスタジアムで、芝の感触などを確かめながらトレーニングを行う様子が見受けられた。
練習後の囲み取材で、ヴィッセル神戸のDFの要、トーマス・フェルマーレンは、「12人目の選手として、サポーターの応援というものは必ず僕らに必要になるもの。彼らに僕らが何かを返せる形というのは、もう1つしかない。それを期待してもらって、いいゲームをしたい」とサポーターにタイトル獲得を誓っていた。以下は、練習後のフェルマーレンのコメント。
トーマス・フェルマーレン選手(ヴィッセル神戸)
――ここまでの準備での手応えについて
準決勝のあとに10日間あったが、しっかりいい準備ができたと思うし、すごく有意義な10日間を過ごしたので、いい結果が出せると思います。
――新しいスタジアムで練習をしてみた感覚は?
ひとつのゲームをやるうえですごくいいコンディションであり、芝もいいし、スタジアムの雰囲気もいいし、明日は間違いなくいいゲームができるコンディションだと思います。
――神戸サポーターへのメッセージをお願いします。
もちろん12人目の選手として、サポーターの応援というものは必ず僕らに必要になるもの。彼らに僕らが何かを返せる形というのは、もう1つしかない。それを期待してもらって、いいゲームをしたい。