ヴィッセル神戸の2選手が期限付き移籍 DF小林が横浜FC、MF増山がアビスパ福岡へ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィッセル神戸の2選手が期限付き移籍 DF小林が横浜FC、MF増山がアビスパ福岡へ

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は6日、DF小林友希(19)が2020年シーズンからJ1に昇格する横浜FCへ、MF増山朝陽(22)がJ2のアビスパ福岡へ、それぞれ期限付き移籍することが決まったと発表した。期間は2020年シーズン終了まで。なお、小林と増山は契約により2020年シーズン、神戸と対戦するすべての公式戦に出場することができないとのこと。

小林友希と増山朝陽
小林友希と増山朝陽(写真:小林=ラジオ関西、増山=T.MAEDA)

 神戸市出身の小林は、育成年代から注目を浴びている、将来性豊かな左利きのCB(センターバック)。神戸U-18在籍時の2016年から第2種登録選手としてトップチームに登録。2019年シーズンからプロ契約し、8月からFC町田ゼルビアへ期限付き移籍していた。これまで神戸ではJ1リーグ戦に2試合、Jリーグカップ戦に3試合出場。町田ではJ2リーグ戦に15試合出場し、主軸の1人として活躍していた。

 福岡県福岡市出身の増山は、東福岡高校時代に「ヒガシのクリロナ」と呼ばれたように、屈強なフィジカルと卓越したドリブル、高い攻撃センスを誇るアタッカー。2015年に神戸でプロ入りし、2017年シーズンは横浜FCへ期限付き移籍していた。これまで、J1リーグ戦28試合出場3得点、Jリーグカップ戦15試合出場1得点、J2リーグ戦9試合、天皇杯では8試合出場2得点を記録。19年シーズンではJ1で4試合、Jリーグカップで3試合、天皇杯で1試合となかなか出番に恵まれなかったが、J1第21節のガンバ大阪戦でゴールを決めるなど、印象的な活躍も見せた。

 小林と増山は神戸のクラブ広報を通じてコメントを発表している。

「このたび、レンタルですが1年間横浜FCでプレーすることになりました。町田に行かせてもらったときもそうでしたが、幼稚園の頃からヴィッセル一筋で育ててもらった自分にとって、神戸以外のチームに行き、プレーする決断をすることは、簡単ではありませんでした。ですが、送り出してくれた神戸に感謝し、自分の決断を信じ、挑戦してきます。 そして大きく成長し、たくましくなり神戸を背負えるような選手になって帰ってきます。応援よろしくお願いします」(小林)

「この度、アビスパ福岡に期限付き移籍することになりました。いままでお世話になった方々、応援してくれている方々のためにも活躍して帰ってきます。みなさん本当にありがとうございました」(増山)

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