宝塚歌劇団雪組の朝美絢が、1月6日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、宝塚大劇場で公演中の雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』について、役にかける意気込みや公演の見どころなどを語った。
今回のお芝居では女役に挑戦している朝美。「ドレスを着た女性の役は初めてなので、初日は初舞台並みに緊張した。ポスターが出て反響も大きかったので、そのインパクトに見合う舞台を届けなければという気持ちで稽古してきた」と話した。
「歌姫」という肩書きにも大きなプレッシャーを感じているとのことだが、「先生からは、男役が演じる女役というのを大切にして欲しいと言われた。力強いなかにも繊細な部分を歌の語尾などで表現したい。周りの娘役さんも力強いので負けないように引っ張っていかないとと思っている」と、始まったばかりの公演にかける意気込みを語った。
お正月公演である本公演。初日のカーテンコールではトップスター望海風斗の希望で「エアー鏡開き」を行ったエピソードを披露。作品については「色々な人が舞台中で色々なことをしている。トップコンビも2人にしか歌えない素晴らしい歌をうたっているので、ぜひ聞いて欲しい」と愛を込めて紹介。自身の役についても、「男役と女役の声のスイッチをコントロールできるようになりたい」と意気込みを述べた。
雪組公演は2月3日まで、宝塚大劇場で上演される。