全裸入浴中に大地震!どうする?阪神・淡路大震災25年 神戸の下町で“防災銭湯” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

全裸入浴中に大地震!どうする?阪神・淡路大震災25年 神戸の下町で“防災銭湯”

LINEで送る

この記事の写真を見る(11枚)

「揺れがおさまるまでじっとしていてください。頭に桶をかぶってください」。参加者は、黄色い『ケロリン』のおけで頭を守って、その場にしゃがみこんで身を守ります。

ケロリン
黄色い『ケロリン』のおけ

 揺れがおさまったら、今度はガラスやタイルが割れて飛び散っていることが考えられますから、足ふきマットを床に敷いて避難経路を確保して脱衣所へ向かいます……。従業員は、逃げ遅れた人がいないか参加者の人数を確認して、落ち着いて服を着るようアドバイス、状況に応じて近くのノエビアスタジアム神戸へ避難する案内をします。

脱衣所
『笠松湯』の脱衣所

 今回の防災銭湯は、こうした一連の流れを体験するほか、消防署の協力で消火器を使う消火訓練体験や、災害時に役立つロープの結び方教室、おにぎりなどの炊き出しも予定されています。

防災銭湯

 笠松湯を経営する初田浩子さんによると、こうした取り組みが神戸で行われるのは神戸市長田区の『萬歳湯』に続いて2回目とのことです。初田さんは「裸の状況でどう避難すればいいか、体験を通じて防災について考えるきっかけにしてほしい。また従業員としていざという時にどうやってお客さんを誘導するか、対応を学びたい」と話しています。

笠松湯
ケロリン


◇防災銭湯
日程 2020年1月12日(日)11:00~
会場 銭湯・笠松湯
(神戸市兵庫区笠松通6-3-6 地下鉄海岸線「和田岬」駅から徒歩約3分)
参加費 無料
問い合わせ 電話080-5364-0636

笠松湯
LINEで送る