コンサート演奏中に突然災害、観客が避難体験「避難訓練コンサート」「LINE訓練」参加募集

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

 コンサートの演奏中に突然災害が発生するという想定で、観客が実際に避難を体験する「避難訓練コンサート」が阪神・淡路大震災から25年の節目の日に神戸で行われる。会場は神戸国際会館こくさいホール。入場無料・事前申込み制で、いま参加者を募集中だ。当日は、兵庫県高砂市出身の女性デュオ・花*花のライブと神戸市消防音楽隊の演奏会がある。東日本大震災をきっかけに、こうしたコンサートを行うホールが増えているという。神戸国際会館では4回目の開催。

前回の同イベントの様子
前回の「避難訓練コンサート」の様子

 コンサート当日は、まず午後3時半から「25年目の、1分ボランティア」として市民参加型のSNS訓練を行う。災害発生時に活用できるSNSとして、LINEを使った情報共有の方法と注意点を学べるという。

 この訓練が新ステムの開発実験になっていて、市民が周辺の被害画像をLINEで送信すると、集まった大量の情報がウェブ上の地図に表示される。その後、今年デビュー20周年を迎える花*花と神戸市消防音楽隊の歌・演奏を楽しめる。

 ロビーでは、VRゴーグルを付けて土砂災害の恐ろしさを知ったり、「段ボールベッド」で避難所体験をしたり災害への備えを学ぶブースが設けられる。また館外では、地震の揺れを疑似体験する「ゆれるん」や火事を実感できる「煙体験ハウス」で防災意識を高められる。

 当日はこのほか、「地域防災シンポジウム」として午後1時半から防災功労者らの表彰式、午後2時20分から、人と防災未来センター長・河田惠昭さんの講演が予定されている。

 神戸国際会館は1995年の震災で被災し、1999年4月に「復興のシンボル」として再建した。ホールは「防災意識を高めていただくために防災に関する展示やワークショップを開催する。コンサートと合わせてお楽しみください」としている。(SJ)

前回の「避難訓練コンサート」の様子
前回の「避難訓練コンサート」の様子



◇神戸国際防災フェスティバル2020「避難訓練コンサート」
【日程】
2020年1月17日 13:00開場、17:30終了予定

【会場】
神戸国際会館こくさいホール

13:30~ 表彰式
 「防災功労者」表彰
 「ともにつくる安全で安心なまちづくり賞」表彰

14:20~ 講演
 「震災教訓の継承と自己決定力向上」
 ~阪神・淡路大震災の教訓から生まれた国連の持続可能な開発目標(SDGs)~
 人と防災未来センター・センター長 河田 惠昭 氏

15:30~ 避難訓練コンサート
 LINEで情報共有訓練
 http://www.city.kobe.lg.jp/safety/prevention/117line_kunren.html
 花*花 ミニコンサート
 神戸市消防音楽隊 演奏会
 避難訓練

【公式サイト】
https://kih-app.jp/bousai/