お笑いコンビ・からし蓮根が17日放送の冠ラジオ番組『さしよりからし蓮根』(ラジオ関西)で、初出演となったテレビ番組『アメトーーク!』(テレビ朝日・ABCテレビ系列)について語った。
1月16日(木)に放送された『アメトーーク!』の企画は「芸人持ち込み企画 プレゼン大会」。出演芸人たちが自身がやりたい企画のプレゼンをそれぞれ展開した。そのなかで、からし蓮根がプレゼンしたのは「ヒモ芸人」。「ヒモ」とは、主に女性に養ってもらったり、金銭面の面倒を見てもらったりする男性のことを指すが、2017年、当時年商1億円超の会社を経営していた女性と結婚したツッコミ担当・杉本青空が「ヒモの極意」について力説し、その様子がオンエアされていた。
一方、「ヒモ芸人」の相方である伊織は、企画のプレゼン自体はせず青空のトークに加勢する形で番組に参加。自身が世話になっているオール巨人のエピソードを披露していた。しかし、ある程度自信を持っていたトークだったにも関わらず、その結果は「思っていたのと違った」ようだ。そして、その原因は『アメトーーク!』のスタッフのせいだと笑いを交えて語る。
伊織 巨人師匠の話は1ミリも使われていないことを願う。
青空 あれは不安になるな。確かに。
伊織 いや、あれね。打ち合わせが悪いわ!
青空 え??
伊織 打ち合わせが良くなかった!
青空 なんで?
伊織 乗せまくってたもん。
青空 伊織を?
伊織 そう。プロデューサーの方と打ち合わせして、「伊織さん、オール巨人師匠の話、何個かある?」って聞かれて、エピソードトークしたらめちゃくちゃ笑ってくれて。「めっちゃいいやん!(トークの内容)それでいいんちゃうん?」って言われて。いざ本番。
青空 うん。
伊織 あれだけ笑ってくれてたし、俺もいけるかなと思って、自信持ってエピソードを言ったら……、
青空 ハハハハハ!
伊織 思ってたんと違う……! ミスった……!(プロデューサーが)おじさんやったあの人!
青空 ハハハハハハハ!
渾身のトークは不発に終わったものの、『アメトーーク!』初出演に関して「良かった。一個のステージやからな」とひとまずの達成感をのぞかせた。また小籔千豊ら先輩芸人の立ち回りの巧みさに改めて凄みを感じたと明らかにした。『M-1グランプリ2019』決勝進出を機に、全国ネットのテレビ番組にも少しずつ出演のチャンスを得る熊本県出身コンビ。2020年、再び『アメトーーク!』への登場はあるだろうか。