よしもとの若手お笑いコンビ「ネイビーズアフロ」(皆川、はじり)と、ラジオ関西の津田明日香アナウンサーがパーソナリティーを務めるラジオ番組『就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO』(ラジオ関西)。1月17日の放送では、スタジオを飛び出し、西脇市からお届け。モノづくりのコワーキングスペースを訪問した番組一行は、「株式会社播」の鬼塚創さん、「株式会社丸萬」の宮本祐子さん、「東播染工株式会社」の足立直人さんから話を聞いた。
「播」の鬼塚さんは、東京でファッションの勉強をしている際に「生産の現場でこそ最先端が生まれるのではないか」と思い付き、今の会社へ就職したという。「丸萬」の宮本さんも、東京での社会人生活を経て「播州織の生地で洋服を作りたいと思った」と地元・関西へ戻って、現在の会社へ就職。「東播染工」の足立さんは東京で13年間、服の型紙を作るパタンナーとして勤務した後、今の会社から声をかけてもらったと経緯を振り返った。
就職活動中に苦労したことは「ない」という、宮本さんと足立さん。特に足立さんは「『服が作りたい』という目標が最初から決まっていたから(どこに就職しようか)迷わなかった」と、目標を一つに絞って就活していたことを明かした。
最後に、就活生へのアドバイスとして、「自分の可能性を信じて突き進んで欲しい」(足立さん)、「お金を稼ぐことも大事だけど、自分のやりがいやプライベートなどバランスを取れる会社を探してみてほしい」(宮本さん)、「西脇市には今、若い人が集まりつつある。何か(モノづくりを)やってみたいと考えている人は、播州織に目を向けてみて欲しい」(鬼塚さん)と、ロールモデルとなる先輩たちはそれぞれがメッセージを送った。ネイビーズアフロの皆川、はじり、そして津田アナにとって今回の放送は、西脇市の伝統産業に触れ、その伝統がどう守り継がれているのかを知る機会になった。