美味しいワインだけを安価に、少しずつ味わえるイベント「バイ・ザ・グラス神戸」が、2月16日(日)、北野工房のまち(神戸市中央区)3階講堂で開かれる。
イベントを主催する「バイ・ザ・グラス神戸実行委員会」は、明治維新による開港など欧州の文化の色濃い港町、神戸において、ワイン消費を刺激し、「より気軽にワインをお楽しみいただくために」、「ワイン文化を家庭の食卓まで」を浸透させるべく設立された組織。ワインの似合う大人の町のイメージを定着させ、神戸の活性化を図ることを目的としている。神戸港は開港して、今年で150周年。ヨーロッパの文化が根強い土地である神戸は、ワインが似合う町なのだ。
そのなかで、「ワインは難しい」、「どれを買って良いのか分からない」、「あまり飲む機会がない」など、まだまだワインは一般の方にはわかりにくい飲み物。「飲み比べをしてみたい」、「いろんな味を試してみたい」、そんなあなたの要望に答えてくれる企画が「バイ・ザ・グラス神戸」だ。
当日は、各10社が10種類ずつ、100種類のワインを用意する。「ワインは難しい」と敬遠している人でも、ソムリエに気軽に尋ねながら参加することで、ワインにもっと詳しくなって楽しむことができる。
1本のワインを20杯取り(1杯につき35㏄)で提供してもらうので、小売価格2000円相当のワインなら1杯100円から、高価な60,000円のワインでも1杯3000円程度で楽しむことができる。普段、家庭で楽しむリーズナブルで美味しいワインを探すことも、一度口にしたい憧れの銘醸ワインを試すことも、楽しみ方はあなた次第だ。当日楽しめるワインを一部ここで紹介しよう。
①トレオンデパレデス(ロゼ・カベルネ)=チリ
世界的にもブームとなっているロゼワインの中でもオススメの一品。粒の小さいブドウを使用して、薔薇の花やいちごのような香りを表現して、味はすっきりとした辛口に仕上がっている。
②グランポレール メリタージュ2015 (赤)=日本
日本のワインもブームになってるのをご存じだろうか。長野県池田町の自社畑「安曇野池田ヴィンヤード」産カベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロー種を使用した数量希少な日本ワイン。タンニンの濃い味わい深いしっかりとしたワイン。