梅の花 まもなく見ごろ~神戸市東灘 岡本公園 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

梅の花 まもなく見ごろ~神戸市東灘 岡本公園

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 神戸市東灘区にある岡本公園では、梅の花が咲き始め、訪れる人の目を楽しませている。

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神戸市東灘区の岡本公園で咲き始めた梅の花(写真:ラジオ関西)

 昔から、「梅は岡本 桜は吉野、みかんは紀の国 栗丹波」と言われるほど、神戸・岡本の梅林は人々に親しまれている。1938(昭和13)年の阪神大水害、また1945(昭和20)年の神戸大空襲で大きな被害を受け、その後も宅地造成などでその数は減ったが、その後、植樹され公園が整備された。

 岡本公園にはおよそ40種200本の梅の木が植えられており、早咲きのものは毎年1月中旬から花を咲かせる。今年も、早咲きや中咲きの紅やピンク、白の花が咲き始めていて、多くの人が訪れている。

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岡本公園では、色とりどりの梅が咲き始めている(写真:ラジオ関西)

 毎日、散歩で訪れているという近所に住む男性は、「今年は暖かいので、いつもの年より早く1~2週間前から咲き始めた。日に日に咲いている花が多くなっていくのが楽しみ」と話していた。

 また、週に2~3回訪れるという女性は、「ここは高台にあるので、梅の花越しに見る神戸の風景がいい。晴れた日には大阪湾まで見えるんですよ」と、笑顔をみせた。

 園内には、1本の木で紅白の2色の花を咲かせるものもあるが、こちらはほとんどがまだつぼみ。咲いているかどうか毎日チェックしている小学生もいるそう。

神戸市東灘区の岡本公園で咲き始めた梅の花。遠くには六甲アイランドにかかる橋(写真左)や神戸の街並み(写真右)が見える(写真:ラジオ関西)
神戸市東灘区の岡本公園で咲き始めた梅の花。遠くには六甲アイランドにかかる橋(写真左)や神戸の街並み(写真右)が見える(写真:ラジオ関西)

 公園を管理する神戸市建設局東部建設事務所によると、遅咲きのものもあるので、3月まで楽しめる。見ごろは2月下旬になりそうとのこと。また2月23日(日)には摂津岡本梅まつりも開催される。

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