亀梨和也さん主演、中田秀夫監督で話題の映画『事故物件 恐い間取り(仮題)』(8月28日公開)。原作者の松原タニシが、自身のラジオ番組『松原タニシの生きる』(ラジオ関西)で、亀梨さんや中田監督に会ったときのエピソードなどを語った。
「関係者の顔合わせの席に行きまして、中田監督とは、著書の『事故物件怪談 恐い間取り』をもって一緒に写真を撮ってもらいました。とても、丁寧な方という印象でした。僕が学生のとき『リング』や『女優霊』を見て“恐い!”と思っていた映画の監督が、僕の書いた本を映画化してくれるという……。”すごいことになっているなあ”と思いました」(松原)
一方、主演の亀梨さんは、松原タニシをモデルとした山野ヤマメの役を演じる。
「亀梨さんからは、『タニシさんを研究させてもらってます』と言っていただきまして、亀梨さんに見られてるなんてもう恐れ多い話です。その日は衣装合わせの日だったのか、普段着なのかわからないんですけど、僕がいつも来ているような柄のシャツを着ていて、僕に寄せてきてくれているんじゃないかと思いました」(松原)
後日、映画は無事クランクイン。初日の撮影風景も松原タニシは見学した。
「中田監督が『撮影本番用意!』っていうときに、急に、タオルをおでこに巻きだしたんですよね。ハチマキみたいにして、それを見て“ホンマに映画やな!”って。工場見学でもしているかのような気分で見させてもらいました。僕が見たシーンは、たぶん、皆さんが“え~なにこれ!”っていう、シーンになっていると思います」
映画化が報道されたのを受けて、松原タニシはエゴサーチしたところ、ある投稿に目がとまる。
「『私、ホラー苦手なんです。でも、亀ちゃんが出る映画だから頑張って読みます』って言ってくれている人がいて、本来、ホラーが苦手で避けてた人たちが、映画化によって手に取ってくれる機会が増えるのが、すごいありがたいなって思いました」
まだ、映画に関しては公開できる情報が少ないが、今後、冠番組『松原タニシの生きる』でも随時報告していく予定とのこと。