「グループのため、自分が前に出ないと」新譜リリースのSexy Zone・佐藤勝利の決意 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「グループのため、自分が前に出ないと」新譜リリースのSexy Zone・佐藤勝利の決意

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 5日にニューアルバム『POP × STEP!?』をリリースしたばかりのSexy Zoneから、佐藤勝利さんがラジオ関西『春名優輝PUSH!』にゲスト出演した。同番組にSexy Zoneのメンバーが出演するのは、19年10月に登場したマリウス葉さんに続いて2人目。

「顔面人間国宝」と称されることもある端正な顔立ちと気さくな人柄で人気を集める佐藤勝利さん。ニューアルバムの魅力・聴きどころから、ジャニーズ事務所に入ってから10年を迎えるにあたっての決意まで、たっぷりと語った。
(聞き手:ラジオ関西・春名優輝アナウンサー)


Sexy Zoneの(左から)マリウス葉、佐藤勝利、中島健人、菊池風磨
Sexy Zoneの(左から)マリウス葉、佐藤勝利、中島健人、菊池風磨

――アルバム『POP × STEP!?』聴かせていただきました。勝利くんのことだけを言うならば、真面目な顔、険しい顔、笑顔……。いろいろな顔で歌っているんだろうなと思い浮かべることができました。

 歌には結構「顔」が出るというのは、確かにそうですね。笑っていないと明るく歌えないというか、絶対にそういうことがあるので。そこを指摘してくれるのは、すごくうれしいです。(春名アナは)普段どんな音楽を聴かれるんですか?

――ロックですね、GLAYがかなり好きで。なので、今回のアルバムだと『ダヴィンチ』とかは大好きです! すごくスタイリッシュだなと。

 僕もポップやロックが好きなんですけど、自分の声でやるのは苦手なので……。『ダヴィンチ』は頑張っているんです。「頑張っている」と言ってしまうと、少しダサイところもありますが、確かにこれまではあまり見られなかった僕ですね。ちょっと一皮むけたというか。

――リード曲『極東DANCE』はとにかくかっこいい!

 ありがとうございます!この曲は “攻めソング”というか。曲の世界観が変わっていたり、歌詞の内容に四字熟語とか硬い言葉が入っていたり。こんな“強い”曲、なかなか他の方は歌わなかったりします。前回の自分の映画の主題歌『麒麟の子』も強かったんですけど、こういう『極東DANCE』のようなインパクト勝負の曲を持っているのが僕らの強みです。

――MVも“攻め”の姿勢の表れですか?

 そうですね。振り付けとかミュージックビデオの世界観も、忍者の動きとか、殺陣・刀を振り回す動きが入っている。それでも格好よく見せることができるのが僕らの強みですね。そんな、いろいろな強みが集まっているのが、この『極東DANCE』です。

――デビュー当時は中学3年生。今年でジャニーズ事務所に入って10年を迎えられますが、変わった部分は?

 10年は大きいですね。もちろん成長しなきゃいけないので、いろいろ変わりまくっているとは思うんですが……。うーん、(変わったのは)自分の出し方とかですかね。僕はSexy Zoneのセンターを任せられることがあるので……なんて言えばいいかな……。後ろにいるのが「引き」の美学じゃないですか。

――センターなのに敢えて「引く」と。

 そうとも思っていたんですが、”攻撃は最大の防御”というか、何かを守りたいときは1番に攻めなきゃいけない。こういう考えは、デビュー当時にはなかったですね。「誰かを目立たせよう」ということではなく、「自分が前に出ないと、結局自分たちを目立たせられない」ということに気づきました。

――考えが変わったきっかけは何かありますか?

 いろいろあって「これ」と言うのはないんですが。2015年に『カラフル Eyes』を改めて5人で出したときにイベントをやったんですよ。この曲はいつもと違うというか、思い入れのある曲です。5人で『カラフル Eyes』を久しぶりに作ったときが、もしかしたらターニングポイントかもしれませんね。

――一方で10年経っても変わっていない部分。お顔が小さい小さいと聞いてはいましたが、実際にお会いしてみると本当に小さい! 何か美容のためにされていることとかあるんですか?

 いえ、特にないですね。食事も基本的には食べますよ。昨日の夜とかも焼肉めちゃくちゃ食べたりしましたから。

――次の日に残ったりしませんか?

 まぁ……、ないです(笑)。お酒も飲みますが、別にむくんだりとかはないですね。むくむのは自己管理のなさですからね。食べるときは食べる、というか楽しむときは楽しむスタンスです。オンもオフも大事。オンだけではやっていけないです。

インタビュー後の佐藤勝利さん(左)と春名優輝アナウンサー(右)
インタビュー後の佐藤勝利さん(左)と春名優輝アナウンサー(右)

――2020年になりましたが、どんな年にしていきたいですか?

 とにかく、良い1年にしたいですね、しなきゃいけない。ライブもあります。2020年の最初はまず、このアルバムを出して、そしてツアーに回るので、そこで勢いをつけていきたいです。今年、2020年は年男なんですよ。みんなを“夢チュー”にさせられるように。頑張ります。子年だけに(笑)。

【取材後記】
 終始、和やかな空気の中で進んだインタビューでした。歳が近いこともあってか、「(呼び方は)勝利でいいよ」と言ってくれるなど、とても人懐っこく、おちゃめな勝利くんが見られて嬉しかったです。ただ時折、グループのことやや自身の決意を語る目はとても真剣で、ストイックさ・プロ意識を垣間見ることもできました。令和の時代も佐藤勝利くんから目が離せません!(春名)


POP×STEP⁉(通常版)
POP×STEP⁉(通常版)

Sexy Zoneプロフィール
2011年9月29日に結成。「ワールドカップバレーボール2011」のスペシャルサポーターに就任して、同大会イメージソングの『Sexy Zone』でメジャーデビュー。
グループのアーティスト活動はもちろん、各メンバーの、バラエティや俳優業での活動なども盛ん。いま最も勢いのあるアイドルユニット。

佐藤 勝利プロフィール
東京都出身。Sexy Zone としてデビューした当時は15歳。Sexy Zone での歌手活動のほかにも映画『ブラック校則』などで俳優業でも頭角をあらわす。1996年10月30日生まれ、A型のさそり座。

●7th Album『POP × STEP⁉』2020.2.5 RELEASE!
 約1年ぶりとなる16曲入りフルアルバム。王道のポップスをはじめ、様々なジャンルのポップソングをSexy Zoneを通してオリジナルのJ-popに昇華した彩りの豊かさが特徴の1枚。

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