23日の姫路城マラソンは中止に 新型コロナで苦渋の決断

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 2月23日(日)に兵庫県姫路市で開催が予定されていた世界遺産姫路城マラソン2020を中止すると、19日、姫路市が発表した。東京マラソン(3月1日)で「新型コロナウイルスによる肺炎の影響により一般ランナーの出場を取りやめる」と報道されたあとも、世界遺産姫路城マラソンは大幅な変更なく実施する方向で準備が進められていたが、一転中止となった。

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過去の世界遺産姫路城マラソンより(写真:ラジオ関西)

 世界遺産姫路城マラソン実行委員会では、公式サイトでの予防策の呼び掛けや各会場への消毒液の設置、スタッフへのマスクの配布などの対応を講じていたが、新型コロナウイルスの猛威に対し、参加者やスタッフ、沿道の応援に駆けつける人々の安全を確保できないと判断した。一般ランナーのみならず招待選手やゲストランナーの出場、ファンラン、大手前公園で予定されていたイベント等も取りやめとなる。

 マラソン参加者約7,000人、ファンラン参加者約5,000人への参加費やチャリティーの返金対応などは現在検討中という。

 現時点で兵庫県内では新型コロナウイルスによる患者は発生していないが、全国各地および中国をはじめとした海外からの参加者もいることから大会4日前の苦渋の決断となった。

 一度は大幅な変更なく実施する方針を打ち出したあと、一部ネット上では医師でもある清元秀泰市長の判断に疑問を抱く声が上がったり、先週、京都や熊本をはじめ日本各地でマラソンが行われたことに対して海外メディアで驚きの声が上がるなど、このタイミングでの大会開催の是非に様々な意見が飛び交っていた。