ヴィッセル神戸で19年活躍したDF北本久仁衛が現役引退 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィッセル神戸で19年活躍したDF北本久仁衛が現役引退

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 ヴィッセル神戸は19日、2000年から2018年までクラブ一筋で活躍し続けたDF北本久仁衛(38)が現役を引退し、引退セレモニーを2月23日のJ1開幕戦(横浜FC戦、午後4時キックオフ)前の午後3時からノエビアスタジアム神戸で実施すると発表した。(※2月22日に、神戸はセレモニーの延期を発表。新型コロナウイルスの感染予防対策として応援行為を制限したなかでセレモニーの実施は困難との判断によるもの)

ヴィッセル

 奈良県奈良市出身の北本は、奈良育英高校を経て、2000年に神戸へ加入。プロ2年目の2001年にJデビューを果たし、翌2002年シーズンからはコンスタントに出番を得ると、主にセンターバックとして、空中戦や対人守備、フィジカルの強さをいかして、神戸のディフェンスリーダーの1人として活躍。「神戸の鉄人」の異名も得た。また、人徳者として、チームメイトやスタッフ、サポーターからの絶大な信頼も寄せられていた。

 キャリアの途中、2013年シーズンには、肋骨に腫瘍が見つかり長期療養を強いられた北本だったが、不屈の精神力と懸命なリハビリで、同年9月のJ2第32節ギラヴァンツ北九州戦でカムバックを果たした。神戸では、クラブ歴代最長となる19年間にわたってプレーし、J1通算341試合11得点、J2通算53試合5得点、Jリーグカップ通算60試合、天皇杯通算20試合1得点という偉大な実績を記録。2018年シーズンをもって神戸を退団後、タイにわたってプレーを続けていた。

 神戸は、北本の長年にわたるクラブでの活躍に感謝の意を表して、引退セレモニーを予定。実施日については後日発表とのこと。(以上、2月22日のヴィッセル神戸公式発表により一部修正)

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