2月23日(日)に兵庫県姫路市で開催が予定されていた世界遺産姫路城マラソン2020を中止すると、19日、姫路市が発表した。この決定に際して、姫路市の清元秀泰市長がコメントを発表し、「本大会を支えていただいている市民の皆さま、ボランティア、そしてランナーの方々の、安全・安心を最優先した決定」と述べ、理解を求めた。以下は清元市長のコメント。
●姫路市・清元秀泰市長
令和2年2月23日(日)に開催を予定していました「世界遺産姫路城マラソン2020」は、国内で新型コロナウイルスの感染が広がっている現状を受け、中止とさせていただきます。
これまで大会の主催者、関係団体と協議をしながら、ぎりぎりまで開催に向けて、様々な対策を進めてまいりました。
本市では、いまだ患者および感染者は出ておりませんが、市外より広域での参加者、関係者がお越しになることから、新型コロナウイルスの感染状況の終息が見えない現状や昨日の政府の動向、近隣地域の発症状況を鑑み、苦渋の選択として中止を決定しました。
私の市政方針である「命」「一生」「くらし」を守る観点からも、本大会を支えていただいている市民の皆さま、ボランティア、そしてランナーの方々の、安全・安心を最優先した決定でございます。
海外を含め全国から姫路へ来られる皆さま方に姫路の魅力を感じてほしかったと残念でなりません。
来年度は、今年の分もあわせておもてなししたいと思っています。
どうぞご理解くださるようお願いします。