サッカーのアジアナンバー1を決めるACL(AFCチャンピオンズリーグ)が19日に行われ、初出場のヴィッセル神戸はグループリーグ第2戦で、韓国の水原三星とのアウェイ戦に臨み、1-0と勝利した。これで2連勝とした神戸は、勝点を6に伸ばした。
神戸はACL初戦を欠場したMF山口蛍が復帰。MFアンドレス・イニエスタやDFトーマス・フェルマーレン、DF酒井高徳ら、主軸が揃ってピッチに立ち、クラブ初のACLアウェイ戦に挑んだ。試合では、0-0で迎えた試合終了間際の90分に神戸が勝ち越し。左サイドでイニエスタ、酒井とつなぐと、酒井の左クロスに、ゴール前へ走りこんだFW古橋亨梧が右足で合わせて決勝弾を記録した。これで古橋は今季公式戦3試合連続得点となった。また、守備では相手を零封し、敵地で価値ある勝利を手に入れた。
なお、ACLでは、新型コロナウイルスの影響により、グループステージ第1、2、3節の中国クラブが出場する試合が延期されることが決定。そのため、神戸が3月3日に予定していた中国の広州恒大との試合は順延に。次回は4月7日(火)午後7時から、広州恒大とホームの神戸市御崎公園球技場での対戦が予定されている。
また、神戸はJ1リーグの開幕戦で、23日に、J2からJ1に昇格した横浜FCとのホームゲームを戦う。キックオフは午後4時。その試合前には、19日に現役引退が発表された神戸のレジェンドプレーヤー、DF北本久仁衛の引退セレモニーも実施される。