宝塚歌劇、3月12日から19日まで公演中止 政府方針を受けて | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇、3月12日から19日まで公演中止 政府方針を受けて

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 宝塚歌劇団は11日、3月12日から3月19日の間、公演を中止すると発表した。これは10日夕方の「新型コロナウイルス感染症対策本部」の政府方針を受けたもの。

 公演中止となるのは該当期間中の花組宝塚大劇場公演 『はいからさんが通る』(3月13日~3月19日)と、雪組東京宝塚劇場公演 『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』(3月12日~3月19日)。また、3月13日開催予定の宝塚友の会「トークスペシャルin東京 雪組」も中止となる。該当日の振替公演は行われない。チケット料金の払い戻し方法については後日宝塚歌劇公式ホームページで告知される。

 宝塚歌劇は、2月29日から3月8日まで新型コロナウイルスの感染拡大防止のため公演を中止していたが、その期間中に、劇場内各所の重点消毒、サーモグラフィの設置や客席内の換気強化、塩素系薬剤等による清掃強化、劇場内飲食提供の中止、客席を使用した演出の中止、出演者及び従業員の健康管理の徹底、観客の滞留を抑えるための案内の強化など、様々な対策を実施。最大限の準備を整えたうえで3月9日には公演を再開し、その際には観客に対しても検温やアルコールによる手指消毒など感染予防と拡散防止策も行っていた。

 なお、公演再開日は3月20日の予定とのことだが、宝塚歌劇は「今後の新型コロナウイルスの感染状況や、政府方針等によっては予定が変更となる場合がございますので、何卒ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。今後変更がございましたら、随時、宝塚歌劇公式ホームページにてお知らせいたします」とホームページを通じて呼びかけている。

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