新型コロナウイルスの影響で、12日の取引時間中にアメリカのトランプ大統領が「ヨーロッパからの渡航者を30日間制限する」と演説したことから、世界景気が一段と悪化するとの見方が強まり、投資家心理は圧迫されて開始直後から全面安に。
13日の日経平均株価は一時、12日の終値に比べて1,500円以上下落し1万7,000円を割り込込んだ。取引期間中としては2016年11月以来、3年4か月ぶり。
一般投資家は……
「そらぁ、もう『コロナ・ショック』ですよ。中国発のコロナ・ショック。リーマンショックに比べたらまだマシかな。10年に1度の暴落、パニックと言えるけど、どこかで底入れする、そのタイミングが大事。1万7,000円までは覚悟。アメリカもこれから本腰入れるでしょう。トランプ大統領も選挙があるし」
新型コロナウイルスの感染が『パンデミック=世界的な大流行』の段階に進み、株価の下落は投資家の間で「コロナ・ショック」と呼ばれている。