修学旅行、4月の実施断念 姫路市立の中学校35校

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 姫路市立中学校長会は、4月18日から24日までの間で実施予定だった姫路市立の中学校と義務教育学校のすべての修学旅行を中止にすると発表した。対象は35校に上る。

 校長会は、中止の理由として、(1)新型コロナウイルス感染症が全国的に見ても増加傾向にあり、修学旅行先や姫路市での感染者が発生している状況があることから、生徒の健康・安全の確保が困難。(2)新幹線・バスでの長時間の移動や宿泊、現地での観光において、厚生労働省が提言している「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごす空間」、「不特定多数の人が接するおそれが高い場所」に当てはまり、感染リスクが高い。(3)生徒、保護者の不安を払拭できない状況にある。以上の3つを挙げた。

 本来は、35校を5つのグループに分け、2泊3日で新幹線やバスを使って九州地方を訪れる予定だった。中には種子島に行く予定の学校もあったという。校長会は、「引き続き姫路市教育委員会との協議、及び旅行業者、JRなど関係各所と連携調整を行い、団体専用列車による姫路市立中学校連合修学旅行の再開を検討し、最大限努力していく」としている。勝目徹哉会長は、「(修学旅行そのものを)中止にはさせない、絶対やる」と開催時期を模索したうえで、「休校が続いてしんどい思いが続く子どもたちには希望を持ってほしい」と生徒たちに呼びかけた。