宝塚歌劇団星組の愛月ひかるが、3月16日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、3月9日まで宝塚大劇場で上演されていた『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』、『Ray -星の光線-』について、役に対する思いやおすすめの場面などについて語った。
お芝居『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』では、礼真琴演じる丹礼真と敵対する管武将軍を演じている、愛月。パーソナリティーの小山乃里子から「こういう役は久しぶり?」と聞かれると、「ただの悪い人はいっぱい演りましたが、今回はただ悪いだけではないのが難しかった。こういうタイプの敵役は初めてかも」と答え、「弱いところがある人なのではないかと思う。ただの悪人ではなく、葛藤があって、弱いからこそ悪い方に行き着いた。信念があって真っ直ぐに進んで行ける丹礼真との対比が見えたら良いな」と役を分析した。
ショー『Ray -星の光線-』では雰囲気を変えて登場。「お芝居で管武将軍をやっていた人とは思えないくらいガラッと変わってたら良いな。久しぶりの大劇場。大きな舞台で歌って踊れるありがたさを感じている」と話した。自身がメインの場面ではスーツにハットを格好良く着こなしている愛月。「ハットのかぶり方は人一倍研究してきたつもり。男役の美学を下級生にも伝え、お客様にもお見せできたら良いな」と意気込みを語った。
星組東京宝塚大劇場公演は、3月27日から上演予定となっている。