ビール会社大手のアサヒビール(本社:東京都)は19日、姫路城の保存・継承に役立ててもらおうと、2019年発売した世界遺産・姫路城のデザインをが施した「スーパードライ」の売上げの一部を姫路市に寄付した。
姫路城の美しい姿を残すことを目的に2017年から始まった取り組み。毎年、姫路城がデザインされたスーパードライの売り上げ1本につき1円が寄付されている。
2020年の寄付金額は合計21万4764円で、これまでの寄付金の総額は116万6380円にのぼる。
贈呈式で目録を受け取った姫路市の清元秀康市長は「素晴らしいラベルを作っていただき、本当に感謝している。愛されるビールと愛される姫路市のコラボレーションを、今後も続けていきたい」と感謝の言葉を述べた。
アサヒビール神戸統括支社は、姫路城に対する取組みとして2020年4月からも姫路城のデザインが施された缶ビールと瓶ビールを発売し、売上1本につき1円を姫路市に寄付する予定だという。(ラジオ関西ニュース)