広瀬すずが、艶やかな黒髪をピンクに染めて、ハードなメタルファッションに身を包む。『海街diary』『ちはやふる』とは180度違うパンチの効いたキャラになっている。「一度死んでくれ~!」と絶叫する広瀬すずはこの映画でしか見れないかもしれない。神戸国際松竹、MOVIXあまがさきなどで3月20日(金・祝)から全国ロードショーの映画、『一度死んでみた』。
主人公は父親のことが大嫌いで、いまだ反抗期を引きずっている女子大生の七瀬(広瀬すず)。
売れないデスメタルバンドでボーカルをしている彼女は、毎日ライブで「一度死んで くれ!」と父である計(堤真一)への不満をシャウトする日々を送っていた。
そんなある日、父が本当に死んでしまったとの知らせが。
途方に暮れる七瀬。しかし、実はまだ死んでいなかったのだ。
というのも、父は自分の経営する製薬会社で偶然発明された「2日だけ死んじゃう薬」を飲 んでいただけ。時間が経てばしっかり生き返るはず。ところが、ライバル会社の陰謀により、本当に火葬されてしまうかもしれない。このままだと父は殺されてしまう。
大嫌いだったはずの父の、絶体絶命のピンチ。
そこに現れるのは存在感が無さ過ぎて “ゴースト”と呼ばれている父の部下、松岡(吉沢亮) だ。七瀬は彼とともに、父を救うことを決意する。
火葬までのタイムリミットは2日間。はたして七瀬は無事、父を生き返らせることができるのか……!?