井戸・兵庫県知事「人口密集地との不要不急の往来、3月31日まで自粛を」新型コロナ対策、改めて強調

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■仕事、買い物が不要不急でないならば……自己判断で

 兵庫県の井戸知事は24日の会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「不要不急の外出や会合は自粛すべき。特に大阪と神戸・阪神間などの人口密集地との不要不急の往来は31日まで自粛をお願いする」と改めて強調した。

 その一方で「兵庫と大阪、阪神間の往来をしてはいけないと言っているのではない。仕事、買い物が不要不急でないならば往来してもらって構わない。そこは県民の自己判断だ」と述べた。

 井戸知事は、感染防止対策を検討する県の専門家会議の第1回会合が24日にあることを踏まえ「当面は24日までの呼びかけだが、様子によってはしばらく続けていただくかもしれない」としていた。

 専門家会議では県内の新型コロナウイルス感染者が23日までに113人にのぼり(死者は6人)、その大部分が病院や医療施設、認定子ども園など感染源が明らかになっていることに触れ、「クラスター」と呼ばれる感染者の小規模集団の解消と、感染者からの2次感染の封じ込めに全力で取り組むとした。具体的な対応として感染者とその濃厚接触者の追跡や確認、健康観察の徹底が柱となる。

井戸知事
24日の専門家会議の提言を踏まえ井戸知事「大阪と往来するな、という意味ではない」と強調

 また受け入れ可能な病床に余裕があるようにみえる医療体制について「特定の病院に入院が集中していることから、スタッフの体制が厳しくなってくる。医療崩壊につながりかねないため、軽症患者の扱いを含め、近いうちに方針の転換が必要。更なる病床の確保と同時並行で進めなければならない」と述べた。