からし蓮根がパーソナリティーを担当するラジオ番組『さしよりからし蓮根』（ラジオ関西）が、4月より番組内容を大幅リニューアルすると発表した。
番組によると、2018年4月から2年間にわたって企画構成を担当してきたディレクターが退任することを受け、内容の大幅リニューアルを決定。既存のコーナーはすべて終了し、新企画を続々と立ち上げる。
そして、企画構成は、構成作家の友光哲也氏が担当。友光氏について、からし蓮根は「『俺たちかまいたち』（ABCラジオ）を担当されていた方。テレビは『アキナ・和牛・アインシュタインのバツウケテイナー』（サンテレビ）、『マヨなか笑人』（読売テレビ）、『オールザッツ漫才』（毎日放送）とか（に携わっている）」と、お笑い芸人を起用した番組を多数担当してきたことを番組で紹介。今年『アメトーーク!』（テレビ朝日）で「ヒモ芸人」という企画をプレゼンした杉本青空は「ヒモについて初めて話したのは、かまいたちさんのラジオ。それがきっかけで友光さんがヒモ芸人として『マヨなか笑人』にキャスティングしてくださって……。お世話になっている方です！」と続けた。
今春からスタートする番組新企画の1つが「この時、伊織は何と言う!?」。番組では杉本青空のツッコミを予想するコーナー「その時、青空は何と言う!?」を展開してきたが、打って変わって、ボケの伊織が、お題のシチュエーションで言いそうな一言を募集する。
若手芸人イチ謎が多く、変人でデリカシーのない物知らずな伊織による発言は容易には予想できず、リスナーの想像を大いにかきたてるコーナーとなりそうだ。なおリニューアル後初回の放送の募集テーマは「服屋」。服屋の中で伊織が繰り出しそうな言動をリスナーが想像して投稿する。
さらに、番組内では新企画「実際にやってみたらこうなりました発表会」も開始。リスナーから募集した「気になるけど自分ではできない疑問」を、からし蓮根が放送と放送の間の1週間を使って、代わりに検証するコーナーになる。
例えば「1週間毎日ラーメンを食べたらどうなるの？」といった疑問を、からし蓮根が体を張って解決する。リニューアル後初回の放送では「仕事と食事の時以外、ガムを一週間噛み続けたらどうなるの？」（青空）、「毎日1つずつ自分の名前で『珠玉のあいうえお作文』を作ったらどうなるの？」（伊織）という疑問の検証結果を発表する。次回からはリスナーの疑問を検証していくということなので、番組側は「素朴な疑問をぜひ番組にぶつけてみてほしい」と呼び掛けている。
『さしよりからし蓮根』は、リニューアル後最初の放送は、4⽉3⽇ （⾦）午後10時から。
◆『さしよりからし蓮根』
新コーナー①「この時、伊織は何と言う!?」
若手芸人イチ謎が多く、変人でデリカシーのない物知らずこと伊織が、お題のシチュエーションでどんなことを言うのかを妄想してもらうコーナー。
今週のお題：服屋
【例】
XLを試着した後に伊織くんが言いそうな一言
「このメーカーのXLって他のSですか？」
お会計の時に伊織くんが言いそうな一言
「50円足りないんですけどいいですか？」
※メールの件名を「何と言う」とすること。
新コーナー②「実際やってみたらこうなりました発表会」
気になるけど自分ではできないリスナーの疑問を、からし蓮根が放送と放送の間の一週間を使って代わりに実行するコーナー
【例】
・一週間ラーメンを食べたらどうなるの？
・空き時間ず〜っと「ツムツム」やっていたらランキング何位までいけるの？
※メールの件名を「発表会」とすること。
●宛先
karashi@jocr.jpへメール または、メールフォーム（https://jocr.jp/mailform/karashi/）から投稿
●次回収録日（メール応募締め切り）
2020年3月31日（火）を予定
2020年3⽉までディレクタ ーを担当した神吉将也のコメント
「以前、青空さんがこの番組のことを『ハンドメイドラジオ』と表現したのですが、まさにその通りで、からし蓮根の二人と私で手作りの番組制作をしてきました。それゆえの良さもあったとは思いますが、同時にこの2年間でその限界も感じていました。その最中、私に人事異動の辞令が……。良くも悪くも自分の色が付いている番組だったので、思い切ってこのタイミングで作家の友光さんに加入していただき、関西のお笑いシーンの最前線で活躍されているプロの手腕で番組をガッツリ変えていただくことにしました。既存のリスナーの方はその変貌に驚かれるとは思いますが、必ず良い方向に進むと確信しています。私もリスナーの一人として番組を楽しみにしています！」
