新型コロナウイルスの感染が世界的に広がっているなか、兵庫県出身で、世界的に活躍するプロアスリートもメッセージを発信している。
現在スペインのプロサッカーリーグで活躍するサッカーの岡崎慎司選手(宝塚市出身/SDウエスカ所属)と香川真司選手(神戸市出身/レアル・サラゴサ所属)が、それぞれのSNSやブログ、日本サッカー協会のYouTubeチャンネル「JFA TV」を通じ、スペインの現状を踏まえて、今は家にいることが最善策だと警鐘を鳴らした。
29日にツイッター上で公開された動画メッセージのなかで、岡崎選手は新型コロナウイルス感染拡大終息のためにも「家にいてください!」と不要不急の外出を控える重要性を訴えている。自宅待機については「自宅にいることで、今しかできないことだったり、家族、子どもとどう過ごすかなど、いろんなことで向き合うことができるようになります」と述べ、この機会を前向きにとらえようと呼びかけている。
また香川選手も、個人ブログやツイッター上にメッセージを投稿した。スペインでは急速に感染が拡大し、自宅待機が最低でもあと2週間続くといわれているなか、「他人事だと思わないでほしい」と切実にコメント。さらに、動画メッセージのなかでは「自宅で待機することがコロナに打ち勝つ唯一の方法」と、岡崎選手と同じく、感染拡大を抑えるためにも、外出を避けて家で過ごすことが大切だと強調している。