毎週月曜日に放送中のラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』。3月30日の放送では、宝塚大劇場が新型コロナウイルス拡散防止のため休演中につき、急きょリクエスト特集を実施。リスナーそれぞれの想いを込めたメッセージとともに、名曲4曲が紹介された。
1曲目は咲き始めた桜にちなみ、2007年星組公演『さくら~妖しいまでに美しいお前~』より、安蘭けい、遠野あすか、柚希礼音ほか星組一同が歌う「さくら」。番組パーソナリティーの小山乃里子は、「桜を見に行くのも躊躇する環境。歌くらい楽しく聴きましょう」とコメントを添えて紹介した。
2曲目、1994年月組公演『TAKARAZUKA・オーレ』より、久世星佳が歌う主題歌が流された後は、先日訃報が伝えられた真帆志ぶきへのリクエスト。「ファンレターを書いたら思いがけず返事が届き、家族みんなで大感激した」「生の舞台を見たかった」など、リスナーからのメッセージが紹介され、小山自身も15年ほど前にイベントで一緒になったとき仲良くなり「あなた面白いわね」と言われたエピソードを披露。そして「私はこの歌が好きなんですよね」と、1962年雪組公演『花のオランダ坂』より、真帆志ぶき、加茂さくらが歌う「私は桃の花が好き」を紹介した。
最後は、現在東京宝塚劇場公演の初日を待つ星組公演『眩耀の谷』より、礼真琴が歌う「命をつなぐ」が選ばれ、休演を悲しむリスナーのメッセージが添えられた。