神戸市では今月26日にサクラ=ソメイヨシノの開花が発表され、神戸とその周辺ではそろそろ見ごろを迎えている。
西宮市の桜の名所・夙川には、南北およそ2.8キロにおよそ1660本の桜の木が植えられている。ソメイヨシノのほか、西宮市オリジナルの桜「夙川舞桜」や「西宮権現平桜」などが現在5分咲きとなっていて、川沿いにサクラのトンネルを作り出している。
例年は川沿いにシートを敷くなどゆっくりと座って桜を楽しむ人が多いが、この春は新型コロナウイルス感染を防ぐため、西宮市は宴会などを禁止していて、「散策」での花見を呼び掛けている。
年度末の3月31日は雲の多い天気となったが、散歩やジョギングをしながら「春」を楽しむ人が多くみられた。
兵庫県内の桜の名所でも、そろそろ見ごろとなるが、今年は例年とは違った花見のスタイルが求められそうだ。