新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、姫路市は清元秀泰市長から市民に向けたメッセージ動画を10日から公開している。動画共有サイトのユーチューブで見ることができる。姫路市では動画を公開した時点で27例の感染が確認されている。
清元市長は、3分4秒の動画の冒頭で「姫路市では当初、感染経路が特定できた方がほとんどだったが、感染経路がわからない方も発生しており、予断を許さない状況」と市の現状を説明。「国や県の措置方針を踏まえ、市民の皆様の安心安全を第一に全力で対応している。力を合わせてこの難局を乗り切っていきましょう」と市民に呼びかけた。
他には、▼5月6日までは人との接触を極力避ける、▼不要不急の帰省や旅行の自粛、▼「密閉空間・密集場所・密接場面(3密)」の回避、などの必要性を改めて強調。「これらの行動が、自身の感染リスクを下げるだけでなく、多くの人の命を救うことにつながる」とした。また「憎むべきは感染症であり、SNS等でのデマの拡散や、いわれのない誹謗中傷などをしないでください。あなたの見識と人間性が試されている」と強く訴えかけた。
姫路市は日本語版とともに、英語版も公開している。
日本語版(3分4秒)https://youtu.be/TzDq6-QiLx8
英語版(2分26秒)https://youtu.be/Lnl_hiufl0o