「コロナ・ショック」…緊急事態宣言発令後、初の週末 飲食業を営む男性の嘆きは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「コロナ・ショック」…緊急事態宣言発令後、初の週末  飲食業を営む男性の嘆きは?

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■「コロナ・ショック」……リーマンショックの比じゃない

緊急経済対策。いわゆる現金給付の金額もあれこれ言われてますが、具体的には商売が維持できる費用の補てんができるか、なんです。リーマンショックは何とか乗り越えられたんですが、今回の「コロナ・ショック」自分の努力だけではどうにもならないレベルまできていると思います。

ただただお金が欲しいということじゃなく、前向きに商売を続けていくために今だけでもどうにかしたい。

僕たち飲食店はお客さんに喜んでもらうためにやってます。

大袈裟かもしれませんが、飲食店の立ち位置は、それを利用した人たちの生きていく上での心の充実に貢献する意味もあると思っています。社会の繁栄のために、永遠に必要な業種だと思うのです。

事業規模によりますが、営業を自粛すると、家賃や従業員の給与保証、店を閉めててもかかる電気代、自分の生活費、その他雑費は金庫から出ていきます。収束して「元の状態といえるレベル」になるまでの期間、どうつなぐか切実なんです。

お初天神
お初天神通り(大阪市北区)「ビール1杯10円セール」呼び込みも空しく…

■微々たる売上を積み上げても収束を長引かせてしまえば…

開けてる店に聞くと「1円でも稼がないと」という危機感や強迫観念がある店主と、全く危機感がない店主、半々の割合です。

僕が自粛を選んだのは、店を開けて儲けの出ない営業を続ける。そのことで感染が増えて収束を遅らせるのはナンセンスかと。

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