よしもとの若手お笑いコンビ「ネイビーズアフロ」(皆川、はじり)と、ラジオ関西の津田明日香アナウンサーがパーソナリティーを務める『就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO』(ラジオ関西)。番組内容がリニューアルした4月10日放送回、「就活レディGO!」のコーナーでは、兵庫県人事委員会事務局任用課の佐藤美奈さんがゲストとして登場した。
佐藤さんが採用を担当していることもあり、『公務員就職、ぶっちゃけ最近どう?』というテーマからスタートした、「就活レディGO!」のコーナー。まず、「公務員志望者の数は増えていますか?」という質問が進行の津田アナから尋ねられると、佐藤さんは「職種によるものの、兵庫県は全体的に倍率が低め」と回答。この理由について、公務員就職の倍率は景気にも左右されやすく、民間企業が好調であると(志望者が)少なくなることを明かし、逆に公務員志望者にとって採用されやすい現状であると話した。また、「一般企業と公務員試験の大きな違いは何ですか?」という質問について、佐藤さんは「一般企業の筆記試験といえばSPIテストがほとんど。それに対して公務員試験はSPIテストに加え法律科目などの専門試験がある」とコメントしていた。
『就活生せよ、誰がために働く』というテーマの際、公務員を目指すことになったきっかけを問われた佐藤さん。「愛着のある地元のために働きたい。地方公務員はぴったりの仕事だなと思いました」と述べたのとともに、「祖父母と暮らしていた経験から、福祉に興味があった。けれど、曖昧な理由で業界を絞ることに不安も覚えていた」と明かす。しかし、公務員であれば幅広く人の役に立てるし、異動すれば転職したのと同じくらい違う仕事ができることも魅力だったと当時を振り返っていた。就活中は「人の役に立てるような仕事」を軸にして探していたと話した。
皆川から、「いろんな仕事に携わる可能性があるのは魅力ですね。いま、採用を担当されていますが、興味のある仕事はありますか?」との質問には、「最初に思っていた福祉とかもそうですし、見れば見るほど兵庫県にはいろんな魅力があるので、観光なども楽しそうだなと思います」と回答した佐藤さん。はじりから「逆に、今、採用という部署は、(志望から)一番遠い部署なのでは」と聞かれた際には、「採用は一番想像していなかったところではありますが」と苦笑しつつ、「学生さんに『こういう仕事です』というために、いろんな職種の人と話したりする機会もあるので、最初にここに来たことで、県全体のいろんな仕事を見させてもらえて、楽しいです」と現在の担当を前向きにとらえていた。
最後、『兵庫県、なんかええやん』というテーマでは、「生まれ育った土地で、お世話になった人がいっぱいいることもあり、言葉に表現しきれないくらいの愛着があります」「兵庫県は大きくて、土地によって文化、特色もあり、いろんな魅力がある」と語った佐藤さん。就活生へのアドバイスとして「やりたいことを見つけるのは難しいけど、それは悪いことでもない。『何のために働くのか?』をベースに考えてみて欲しい」とメッセージを送った。ネイビーズアフロの皆川、はじり、津田アナは、就職先を見つける際にライフスタイルなど多方面から考えることの重要さに気付きを得ていた。
『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』
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『ネイビーズアフロのレディGO!HYOGO』2020年4月10日放送回