生地はダブルガーゼを使ったので柔らかく、型紙を写すのに線がよれて時間がかかりましたが、縫い始めるとあっという間。30分くらいでできる……はず。(やり直しなどがあったので40分かかりましたが)
布以外にもこんな素材でマスクを作ることができます。
コーヒーフィルター。静岡の大学の先生が、マスクが手に入らない学生のために応急処置として考案しました。4枚を合わせてホッチキスで止め、ゴムを通すだけ。簡単です。
では、コーヒーフィルターに効果があるのかが気になります。
ミズーリ大学とバージニア大学の調査で、コーヒーフィルターは空気中の粒子の40~50パーセントを捕集することが分かったとのこと(NYタイムズ)。呼吸は少ししづらくなりますが、ある程度の効果が期待できそうです。
その効果をさらに上げるのに役立ちそうなのが、お茶フィルター。不織布でできているので、コーヒーフィルターマスクの内側に装着すると、いいのでは……。さらにこのお茶フィルターは、布マスクにも応用できそうです。
このほかにもいろいろな素材で作ることができそうです。手作りの良さは、自分のためにカスタマイズできること。大きさも、デザインも。手作りのマスクが単なるマスクではなく、アートの要素を持つものになるかも、とひそかな期待を持ちつつ、1日も早く、「コロナのない」生活に戻ることを祈るばかりです。