これら県民生活の支援に、補正予算の大半である3,770億円を計上した。
■県立学校へのフォロー
休校が続く県立学校等における遠隔授業環境の整備に5億円を拠出する。端末の貸与や授業動画・学習課題の配信を通して生徒の学力や体調の管理に努めるほか、教員が双方向の授業ができる環境を整える。
■医療・検査体制の充実
社会福祉施設や学校などへの支援を手厚くし、マスクの購入や施設の消毒など感染拡大防止のために補助を出し、また、健康科学研究所で受けきれないPCR検査の外部委託や無症状・軽症の患者の待機場所の借り上げなどを支援する。
こうした感染拡大防止対策の強化と医療・検査体制の充実には120億円を割り当てた。
その他、新型コロナウイルス感染症の流行が収まった後の地域経済の活性化などの「元気づくり」に27億円を割いた。