兵庫県は、県の休業要請に応じず27日正午まで営業を続けた場合、施設の名前や住所を即日公表する。井戸敏三知事が24日、会見で述べた。主にパチンコ店が対象となる。
「休業要請に応じない場合、指示や施設名の公表ができる」とする新型コロナ特措法第45条に基づく。
井戸知事は「店が開いている限り兵庫県以外からも人が来る。大阪と同じ水準で規制をするべきと考えた」と説明。大阪府は24日に6か所のパチンコ店名を公表した。
兵庫県によると、24日午前にパチンコ店を中心に38施設の営業を確認。25日も営業を続けていた施設には公表する旨の文書を手渡した。27日正午に営業が確認された場合、県のホームページで即日、施設の名前と住所を公開する。