女子サッカー・INAC神戸レオネッサの応援番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)の4月27日放送回に、INAC神戸GKスタンボー華が電話出演した。チーム一の元気印のスタンボーが、活動休止中でのトレーニングの様子などを語るとともに、最近の新発見としてLINEやSNSで盛り上がった国民的アイドル「嵐」とチーム関係者にまつわる話題などについて、番組パーソナリティーの近藤岳登、赤﨑夏実、寺田光とともにトークを弾ませた。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止強化のため、そして、兵庫県に出された緊急事態宣言発表を受けて、全カテゴリーが活動を休止している、INAC神戸。トップチームのひとりであるスタンボーも、「ステイホーム」での活動を続けている。そのなかで、スタンボーのSNSでは、自身が行っている「立甲」という肩甲骨周りを柔らかくするストレッチ動画を掲載。これを見て、パーソナリティーで元Jリーガーの近藤は、「俺も真似させてもらったけど、全然無理だった」と吐露。それでも、スタンボーは「私も最初はみんなと同じで、できない感じだった。訓練すれば全然できるようになる」と、継続の重要性を語っていた。
また、普段から親しい近藤と、ラジオ番組のなかでも、ざっくばらん、かつ、明るいトークで盛り上がったスタンボー。神戸の奥様方には「道ですれ違ったときに、『宝塚みたいね~』といわれる」ほど、カッコよさとクールビューティーな外見を持つ。そのキャラクターは、「基本、自分からぐいぐいいかせていただく」くらい積極性抜群。ただし、好きな男性のタイプについては、「逆に好きな人には(ぐいぐい)いけない」と、乙女心を垣間見せるのことだ。ちなみに、番組内でのリクエスト曲として「今、世間的には、がんばりたくてもがんばれないタイミング。そういうことを考えたとき、自分を奮い立たせる、『今だからこそできることを!』という思いで選んだ」のは、King Knuの「飛行艇」。この選曲についても、近藤から「かっこいいな!」といじられていた。
そして、今回のトークでは、「ここ最近で一番びっくりしたこと」として、スタンボーが新発見したことを告白。それは、2018年のFIFA U-20女子ワールドカップフランス大会を制したときのU-20日本女子代表チームメイト、長野風花(ちふれASエルフェン埼玉)からのLINEトークがきっかけだった。「ネットフリックスでいま、嵐のドキュメンタリーをやっていて、相葉(雅紀)くんが居酒屋みたいなところで映っていたが、(そこに同席した人について、長野から)『スタンボーこれ“やっさん”じゃない?』って言われて。見てみると、めちゃめちゃ似てるけど、たぶん違うんじゃないか……と。でも、そう言っていたら、字幕のときに“ヤス”と出てる……。『ちょっと待って、これ確認するわ!』と」、“やっさん”とコンタクトをとる。
その“やっさん”とは、応援番組でもおなじみ、INAC神戸の安本卓史社長。実は、これは本当の話で、実際にネットフリックスによる嵐のドキュメンタリーシリーズ『ARASHI’s Diary -Voyage-』第7話の「AIBA's Diary」に出演して、相葉とトークしていたという。「仲がいいということは時々聞いていたけど、こういう番組に出ちゃうくらい仲がいいなんて……」、スタンボーも驚愕の事実だったそうだ。
しかも、スタンボーはそこからさらに発見したことがあるという。「やっさんと話していると、(自分と)相葉くんとすごいつながりがあって。まず誕生日が一緒で、12月24日。血液型も一緒(AB型)。最終的に身長まで175センチで一緒!」。スタンボー自身も感激の様子だった。
番組の最後には、現状を踏まえ、「皆さん、いま、私たち含めて全員が、自分のやりたいこと、挑戦したいことがうまくできない時期ではありますが、そこはみんな一緒なので、みんな力をあわせて、この状況が一日でも早く終わるように、頑張っていきましょう!」とサポーター、リスナーへメッセージを送った、スタンボー。次代のなでしこジャパン守護神の期待もかかる背番号21は、メッセージを寄せたリスナーに「ありがとう!」と元気な声で応えただけでなく、番組終了間際に「相葉さん、試合見に来て!」と、熱烈ラブコールを送っていた。