神戸のテイクアウト 神戸と宮古島で「人の輪」をつなぎ続ける「わとわ」の想い | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸のテイクアウト 神戸と宮古島で「人の輪」をつなぎ続ける「わとわ」の想い

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 宮古島から取り寄せた食材を使った本場の沖縄料理や、名物の「壺からあげ」を楽しめる「わとわ」。“本店”の神戸店と2号店の宮古島店の2店舗、という珍しい営業形態で、普段なかなか口にする機会がない「沖縄料理」の魅力を発信し続けている。店名に込められるのは「人と人との輪、神戸と宮古島の輪をつなぎたい」という想い。神戸店のオープンから6年を過ぎ、その輪はだんだんと大きくなっている。

わとわの看板

「今日、この店に来てよかったな。そう思ってほしいんです――」。そう話すのは、明るい笑顔が印象的な店長の田中菜穂子さん(31)。毎日カウンターに立ち「とにかく、目の前の人に全力で」接客している。寿司屋の居抜きだという店内にはL字型のカウンターが8席、テーブル席が8席。大人びた雰囲気を保ちつつも、BGMの沖縄民謡やカウンターに並ぶ泡盛、壁に立てかけられた三線などとうまく調和している。

わとわの入り口
三線

「わとわ」は、4月上旬からテイクアウトを開始。「鶏の唐揚げ」や「もずくの天ぷら」「ゴーヤチャンプルー」など、普段からお店で愛される一品ものから「宮古牛ロース丼」などのご飯ものまで、バラエティ豊かに取りそろえる。もずくや宮古牛は島直送。自宅や職場で沖縄の風を感じられるのがこだわりだ。値段は通常の100円引き、かつ、消費税込みと、かなりお得。

「壺からあげ」と店長の田中菜穂子さん
「壺からあげ」と店長の田中菜穂子さん

 例えば名物の唐揚げは、660円からワンコインの500円と、160円も安くなる。ちなみにこの唐揚げ、普段お店で提供されるときには壺に入って提供される。同店はこの「壺からあげ」を神戸の新しい名物にしたいと意気込む。かつて宮古島にあったという飲食店からレシピを受け継いだスパイシーな味付けは、ご飯やお酒にとてもよく合う。

「壺からあげ」を神戸の新たな名物に。スパイスがよく効いている
「壺からあげ」を神戸の新たな名物に。スパイスがよく効いている

 ランチ営業もしており、店内で宮古そばや沖縄そばなどを700円から気軽に楽しめる。

宮古そば(700円)。一見すると具がないようだが……
宮古そば(700円)。一見すると具がないようだが……
麺の下には三枚肉(豚のバラ肉)とかまぼこが。あえて「隠す」のが宮古島のスタイル
麺の下には三枚肉(豚のバラ肉)とかまぼこが。あえて「隠す」のが宮古島のスタイル

■沖縄料理&壺から揚げ わとわ神戸店
住所 兵庫県神戸市中央区中山手通4-1-11
営業時間 午前11時30分~午後2時 午後5時~午後8時 ※緊急事態宣言期間中
(通常営業時間は午後5時~午前1時)
定休日 不定休
電話 050-3460-9390

Instagram @watowa_kobe
https://www.instagram.com/watowa_kobe/

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