神戸元町で、「ここでしか味わえない」至高のミルクジャムと焼き菓子を | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸元町で、「ここでしか味わえない」至高のミルクジャムと焼き菓子を

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 洋菓子の文化が盛んな街、神戸。その歴史は古く、今や、洋菓子店を巡るために神戸に観光に訪れる人も少なくない。

 神戸・元町にある「patisserie AKITO(パティスリーアキト)」は、ミルクジャムをはじめ、多彩なジャムやケーキ・焼き菓子等を取り揃えた唯一無二の洋菓子店だ。

外観
「patisserie AKITO(パティスリーアキト)」

 オーナーシェフの田中哲人氏は、神戸ポートピアホテルなど有名ホテルに勤務した後、「ホテルピエナ神戸」のシェフパティシエに就任し、牛乳を使って作られたミルキッシュジャムを考案した。当時あまり知られていなかったミルクジャムを一躍メジャーなものとした第一人者だ。まさに原点ともいえるこのジャムをもっと世に広めるため、2014年、夢のパティスリーをオープンしたのである。

patisserie AKITO 田中哲人オーナー
patisserie AKITO 田中哲人オーナー

 パティスリーアキトのミルクジャムは、淡路島産の牛乳を原料に、2時間かけてじっくり煮詰めて作り上げられている。芳醇な香り、濃厚なコク、とろけるような食感は、ここでしか味わえない。考案当初から、少しずつ改良が重ねられており、そのときの最高の逸品をいただくことができる。

 最高の食べ方を聞いてみると、田中さんいわく、「やはりパンにつけて食べるのが一番」。焼いていないふわふわの食パンにも、トーストしたさくさくの食パンにも、とてもよく合う。プレーンなものから、大好評のピスタチオ・定番人気のアールグレイなど各フレーバーも試してみたい。

ジャム
patisserie AKITOのミルクジャム
店内
patisserie AKITOの店内の様子

 新型コロナウイルスの影響で、イベント・催事が中止となっている今、「改めてじっくりとお菓子と向き合う時間になっている」と田中さんは語る。

 過去に作ったケーキを見直したり、復刻版を作ったり、新作の構想に日々想いを巡らせているそうだ。どうなるかわからない未来に、不安を感じないわけではない。本当は、お店に来てくださいと言いたいけれど、言えない……。そんなもどかしさも打ち明けてくれた。作り手の思いや真の魅力は、対面の販売だからこそ伝えられるものなのだ。


「patisserie AKITO(パティスリーアキト)」
http://www.kobe-akito.com/

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