神戸空港タクシーが事業停止、自己破産申請へ 新型コロナ関連倒産 外出自粛で売り上げ激減 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸空港タクシーが事業停止、自己破産申請へ 新型コロナ関連倒産 外出自粛で売り上げ激減 

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神戸市北区に本社を置く神戸空港タクシー(株)が5月18日に事業を停止し近日中に自己破産を申請することが分かった。負債は調査中。数千万円程度になる見込み。

帝国データバンクなどによると、神戸空港タクシーは1987年(昭和62年)1月に設立。神戸市内を中心に、通常のタクシー業と、六甲山や旧居留地、酒蔵巡りなど観光コースを周る「神戸観光タクシー」、妊婦に対応した「陣痛タクシー」、「神戸空港定額タクシー」などのサービスを展開。SNSなどで積極的な広報活動も行い、2017年3月期には年収入高約6億円を計上していた。

しかし同業他社との競合激化やドライバー不足による稼働率の低下、人件費上昇などにより業績は悪化し、近時の年収入高は4億円程度にまでダウン。さらに今年3月頃から新型コロナウイルス感染拡大の影響により利用客が低調になり、緊急事態宣言発令後は外出自粛の影響で売り上げは激減していた。

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