宝塚歌劇団・元花組娘役の華陽子が、5月18日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、海外公演の思い出や最近の仕事などについて語った。
現在、タカラヅカ・スカイステージの座談会番組「NOW ON STAGE」で司会を務めている華。「現役の人たちはみんなキラキラしていてパワーをもらえる。生徒の気持ちがわかるから話を聞いていて面白い。みんなこういう気持ちでやっているんだとわかると、舞台を観る楽しみが増える」と仕事の楽しみを話し、「最近の生徒は舞台だけでなく、稽古場から場面ごとに稽古着を変えたり、髪型を変えたり。なりきってやっているのを見ると尊敬する」と、自身の時代との違いにも触れた。
パーソナリティーの小山乃里子からは、華が現役時代に参加したニューヨーク公演の話題が出され、「言葉が通じず大変でハプニングもあったけれど、観客席みんなが総立ちになったあの感動は忘れられない。あそこに行かせてもらえたのは宝塚人生の中でも貴重な経験」と思い出を語った。
今年1月には、幹事となりそのニューヨーク公演同窓会を開催。「一生懸命声をかけて、結果的に50人くらい集まってくれた。(自粛生活になってしまった)今となっては、あの時集まれたのは奇跡。やって良かったし、会えるときに会いたい人に会うというのは大事なんだと思った。今宝塚の公演がないのはOGにとっても悲しい」と涙で声を震わせた。