阪急・阪神百貨店が兵庫県、大阪府、福岡県で臨時休業中の16店舗を対象に、5月21日から全館営業を再開する。
全館営業を再開する店舗のうち、神戸阪急、阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪、阪神梅田本店の4店舗は平日のみの営業。阪急メンズ東京は休業を継続する。
営業を再開する店舗については、施設内のアルコール消毒の強化や館内換気の実施、試食や化粧品売り場でのタッチアップやテスターの自粛、従業員の感染予防策と健康管理の徹底とともに、来店客にはマスク着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保、37.5℃以上の発熱や体調不良者には来店自粛を呼びかけている。
営業再開は5月14日に39県を対象に緊急事態宣言が解除されたことを受けたもの。関西の2府1県については21日にも宣言が解除が決定される可能性が高く、百貨店などの施設への休業要請が段階的に解除されることを踏まえ、関西地域の店舗も営業再開の対象とした。
関西では休業要請解除を受けて、高島屋、近鉄百貨店、大丸松坂屋百貨店、山陽百貨店などが営業を再開している。