12秒以内に必ずシュートが放たれるので、あっという間に攻守が切り替わります。この「攻めと守りの切り替えの速さ」が3x3の魅力といえます。選手たちは短い時間の中で瞬時に判断し、プレーしなければなりません。また、21点で「ノックダウン」となりますので、野球やサッカーのように「守り切って勝利する」というよりは「点数を取って勝利する」スポーツです。接戦のときや勝敗がかかったシュートが打たれたときなどは、ハラハラ、ドキドキと手に汗握る展開を楽しむことができます。
――どんな選手が3x3に向いていますか?
いろいろな視点があると思いますが、常に攻守交代を繰り返し、体のあたりも激しいスポーツのため、5人制のように、あるポジションに特化してプレーするというわけにはいきません。シュートアタック・ルーズボール・リバンド・デフェンス……すべてにおいてある程度の精度があり、1試合を通してハッスルできる強靭なプレーヤーでなければならないと思っています。
――5人制と比べ、一人ひとりが担う役割が増えるのですね。
その通りです。攻守の切り替えが早いのでIQの高さが必要とされますね。
――試合会場は多岐にわたると聞きました。
はい。場所の制約が少なく、試合は神社やショッピングモール、意外なところでは漁港など、様々な場所でゲームが使われます。神戸ですと、神戸ハーバーランド・スペースシアターで試合が行われました。コートや選手との距離が近く、音楽とMCが試合を盛り立てますので、バスケットボールをしたことがない方や全く知らないという人でも、誰もがノリノリで楽しく観戦できるところが魅力です。
※ラジオ関西『PUSH!』2020年5月14日放送回より
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