新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、須磨海岸(神戸市須磨区)とアジュール舞子海水浴場(同市垂水区)で今年度、海水浴場の開設を中止する。
![須磨海岸](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2020/05/%E9%A0%88%E7%A3%A8%E6%B5%B7%E5%B2%B8%E2%91%A0-1024x768.jpg)
2つの海水浴場は、神戸の夏のレジャースポットとして人気を集め、毎年多くの来場客が訪れるが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、万全の対策を図ることが難しい点や、水難事故を防止するための人員体制が確保できない点から、海水浴場としての運営を中止することになった。すでに募集を始めていた休憩施設(海の家)についても、今年度は営業しない。
![須磨海岸](https://jocr.jp/raditopi/wp-content/uploads/2020/05/%E9%A0%88%E7%A3%A8%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%B5%B4%E5%A0%B4-1024x768.jpg)
久元喜造市長は「今年は安全対策の準備が出来ず、開設中止の判断となったが、警備員や監視員など必要な人員は配置し、海岸で危険が生じないよう対応したい」とコメントした。
2つの海水浴場を管轄する神戸海上保安部は、夏のシーズンも引き続き、巡視艇などで海難防止に向けた警戒を行う。